三重県多気郡多気町丹生のメダカ池は、国道42号線から県道702号線に入り、丹生大師を過ぎて数百mの所にある。

 このメダカ池(水土里ネット立梅用水のホームページより)は、多気町勢和地域の人々による「ほてい倶楽部」が荒れていた山間の田を農村ビオトープとして復元したものである。メダカ池のすぐ横には約180年前に築かれた立梅用水が流れ、付近に、昔水銀が採掘された跡もある。この写真は、アジサイ祭りが催された2007年6月に撮影したものだが、池には多数のメダカが遊泳し、イモリも観察された。ショウジョウトンボなどが池に立てられた棒の先にとまっていた。

 メダカ池にはホテイアオイも植えられ、夏から秋にかけて薄紫の花を咲かせて訪問客を喜ばせている。なお、ホテイアオイは外来植物で池などに流出すると、異常繁殖することがあるので、メダカ池から流出あるいは持ち出されないように管理する必要がある。

 メダカ池の下に、「農業法人せいわの里」が経営する「まめや」があり、地産地消の農産加工食品、竹細工、木工細工などが並べられ、「農村料理バイキング」と銘打った昼食が大人気で、大勢の訪問客でにぎわっていた。


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